義歯(入れ歯)相談室 中川歯科医院 大阪市平野区
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院長の部屋
院長 中川 瑛雄
経歴 昭和49年  広島大学歯学部 卒業
        大阪警察病院歯科・口腔外科 入局
        中川歯科医院 開業
                            現在に至る
趣味

とにかく、Denture(義歯)がおもしろく、毎日、毎日難症例に出会うことが一番の楽しみ。

ミラクルデンチャーの噂が広まり、世界中から義歯で困っている患者がやってくること。

  院長 中川 瑛雄


人生!こんなこともあるのかなぁと思う。
ある患者のあることからDenture(義歯)のことである方法が頭に浮かび即、表現してみた。
これが始まり、次の日、4日後、人生の改革となる日々が近づいてくる音が聞こえてきた。それに真正面から取り組んだ。
いける!いける!の確信がつのり、ラボ(歯科技工所)にその表現を伝えDenture(義歯)を完成させ、2週間後ついに、その患者にセット、やった!やった!
誰もが目の覚めない中で、ただ一人、自分だけが興奮し、その先の自分の人生のやりとげる10年をおぼろげながら読み取った。
 
以来1年間で200人以上の患者にセット。
初めの3ヶ月は夢に出てくる、頭から全く離れず、そして日々改良できる新しい事が次々に浮かびそれを実践。すぐに結果は出る。
上達のスピードはドンドン進む。
平成16年10月イチローが262本。彼と同じレベルにあるとさえ思えた。
噛める、しゃべれる、味わえる、これらは人間にとって人類にとって生きていく根本である。人類の喜びのために、人類はミラクルデンチャーを必要とする。
誰もわかってくれない。
ただ一人にんまりとする。
 
イチローがピッチャーの投げるボールを何とかヒットに持っていく。
既成のトレーであっても、不具合な印象材であっても、出きる限り最高の印象をとる。
ラボから出来上がってくるDenture(義歯)をより最高にまで仕上げる。
患者の望むこと、注文をすべて読み取り理解し、取り入れてピークにまでもっていく。
月、火、木曜日ですべてを燃焼。やっと金曜OFFとなる。
そして月曜日より新たにスタート。
すべての患者に満足を提供できてもまだその上を考えられる余裕の心地良さ。
Denture(義歯)の削除、リベース、咬調⇒決まる。決まった!
いつ頂天にまでたどりつくのかは不明。
だが、毎日毎日登りつめる。ピッチャーの球は患者自身、患者の口腔内の様々な状況。完全とはいえない歯科器具、材料等すべてである。しかし、スタッフ、ラボに助けられ、ミラクルデンチャーそのものを最高峰まで一気に持っていく。
 
人生ってわからない。
あの日、その患者と接しなければ今の様な意欲的で生きがいとなる診療は出来なかっただろう。
これ程おもしろく、患者の訴えがほぼ完璧に読みとれ、しかもそれに対抗できる武器は充分にある。
人生を振り返った時、患者及び患者の義歯に立ち向かう今現在の自分の中に、初めて、自分がいる事に気づいた。

たった1本の維持装置。何が違うのか、今までの概念とは異なること、つまり違うのは唯一、
発想である。

 
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