2016/5/31 S.K 62才 男性 大阪市在住
上顎9歯欠損
下顎12歯欠損 |
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初診患者として突然現れ、ビックリした。
どう対処すべきか?
どう闘うべきか?
進むか、後退か?
ミラクル作製期間中に、歯牙の状況の大変化もあり得る。
一瞬苦悩した、厄介な症例である。
左側3歯を除去して、上下顎の模型を作製し、次回までに、今後の対策、設計を考える事にした。 |
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2016/6/6
上顎7本ブリッジの後方2本を除去した。
残る5本ブリッジも動揺大きく、本来は抜歯と診断され、総義歯を勧められるかもしれない。
しかし,その総義歯の苦痛を経験するのは患者自身である。
その勧めた歯科医師が、家族や歯科医師本人の状況であった場合、サッサと抜歯してしまうとも考えにくい。
ただ、ミラクル以外の義歯を装着しても、恐らくそのブリッジは短命であろう。
会長が豪語する、ミラクルは義歯の基本、水準であると述べる事が、如何にミラクルがあらゆる症例にも立ち向かっている事で、多少は理解されるであろう。
世界中の歯科医師、関係者にミラクルを理解され得る事を願うが、その道は未だ遠い!
上下顎の印象、咬み合わせを採得して、次回装着とした。 |
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2016/6/17
上下顎の難解度は100%であった。
実際に相当の苦労もあったが、運良く80分で装着し切った。
バイトもほぼ合致していた。
つまり前回に、以前咬んでいた状態を想定したが、それがほぼ完璧に再現出来ていた。
上顎は、何とか1年以上保つ事を目指しながら管理する事にする。
下顎は、本来難解な症例である。
この症例はミラクルがココまで来たか! を実感させた。
つまり、ミラクルの中でも、患者、術者にとって余りにも着脱が簡易で、スマートある。
それでいて、微動だにしない。
その下顎には、最近発案の新装置を用いている。
世界中の歯科医師、歯科関係者が、その軽妙なる着脱具合、そのしっかり度を一目覗くだけで、嘘の無い、完璧なミラクルの世界を理解出来るかもしれない。 |
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