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義歯(入れ歯)相談室 中川歯科医院 大阪市平野区
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患者さんの声

2013/10/4   I.A   男性   46才   大阪市在住
上顎8歯欠損

 

ミラクルデンチャーの説明を求めて来院。
次回、ミラクル作製のための印象と咬合の採得をする事になった。
しかし、現在の咬み合わせも異常の状況にあり、如何に闘うかは相当に熟考しなければならないと思われた。

2013/10/8
2回目の来院である。
早速、印象と咬合採得を行った。
咬合採得については難解ではあったが、その時点で浮かんだ事柄を間違いなく、手順通り遂行することで、完璧に終えた。
会員へのミラクル問題にすべき事項があり、その問題を以下にそのまま掲載している。

            ミラクルFG193・FJ55・FM49 合同問題
昨日の症例。 2回目の来院。
先に上顎の義歯のみを作製する事になった。
バイトは相当に咬み込んでいる。
もちろん、挙上を行い、義歯を装着してから、時間があれば、前歯部に光レ等を使って歯牙の形体を何とか・・・
と、その時を楽しみにしている。
当然、義歯が入った直後と、その前歯部の審美性が回復されたと事での患者の喜びと、その笑みを浮かべた顔貌がどの様な結果になるのか?
とにかく楽しみである。
その後は、その前歯についてゆっくりと確実に1〜2本ずつの補綴治療を行えば十分、目的が達成され、この患者にとっては何事も無かったように、今後の生活があると言う事。
それを、我々歯科医師は出来得る限り、失敗をせずに能率よく、確実に診療を進めていかなければならない。
これは、当然の、出来て当たり前の義務でもある。
ところで、本日中に印象採得、咬合採得を済ませねばならない。
その咬合採得を如何に、確実に、客観的にも間違わないように、例え間違っても最小の咬合調整で済ませる位のパワーを発揮しなければならない。
ミラクルラボに時々と言うか頻繁と言うべきか、会員の中でも、試適を数回も行いながら、完成した義歯のバイトが異なると言って、再度人工歯を並べ直さなくてはならないと言った事例がある。
私には理解できない。
私の経験では、総義歯であっても試適した覚えはあまり無い。
約40年に亘る長期間の臨床で試適を10回したかどうかと言う辺りである。
自慢ではない。 ああ自慢か?
こうして、ああしてと考えながら絞っていけば必ずや到達出来る。
例外的に配列し直した事はある。
時間があれば、もちろんその日の診療中に済ませてしまう。
どこか、勘違いしているのか、センスが無いのか、・・・
まあその咬合採得の不具合の実態を横から見させてもらって、少しでも教えたいところであるが、もう会長には時間が無い。
ところで、ホンナラ、この症例のバイトを如何に採るかをお聞きし、ミラクル会員の咬合採得の実力の実態を把握するつもりである。
第3者にでもよく解るように、指導者になったつもりでお答え頂きたい。
実際の手順を箇条書きにしてでも、とにかく解りやすく述べて頂きたい。

           期限は10月27日(日) 22時まで
           回答あれば解答送ります

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
2013/10/21
3回目の来院。
本日、ミラクルを装着。
上記問題の解答については、12月8日(日)のミラクル会員全員(FG・FJ・FM]・FM会員)による合同総会で徹底的理解を求めて開示・発表し、12月9日午前中に回答者全員に解答を送信する事を通知した。
上記問題にした咬み合わせの採り方は、結論として正しかった。
前回に決めた咬み合わせで、最終日10月29日に至り、患者も納得していた。
本来は、歯牙部分の欠損しているところに関して、歯牙に前装冠などを被覆すべきであるが、一応、それらを前提で噛める状況までを考え、口腔内での一時的歯牙の回復処置を行った。
近隣の歯科医院で、やがては、最終的処置を是非してもらわねばならないと強調しておいた。
義歯があって噛めるし、ゆっくりと確実に、その医院で処置をしてもらえば良いとも述べておいた。
すべてに関して、前回に想定していた状況通りの進行であった。
左側2番については、途中、人工歯追加の方が良いと判断し、義歯上での追加を行った。
患者は中央のすき間について訴えたが、それは幹ではないとして、それよりも咬合回復を目指し、その中央すき間以外のところに、全力投球を行った。
堅いおかきも両側で噛めて味わえた故に、本日はこれまでとして、翌日の来院予定となった。
咬み合わせがガラリと変わったので、翌日、補正するためでもあった。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
2013/10/22
4回目の来院。
咬合調整を行い、何とかしてほしいと訴える 1|1 のすき間の処置を行った。
あくまで一時的補修であると述べ、そのすき間を一応、歯牙形体に回復した。
咬合の高さは丁度良いとの事。
ミラクルメソッドによる咬合採得は完璧であると理解した。
1週間後に、再度来院してもらう事になった。
 
 
 
 
 

2013/10/29
5回目の来院。
何ら問題なく噛めているとの事。
下顎については、やがては新調して、装着すべき事も伝えて、本日、終了とした。

 
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