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義歯(入れ歯)相談室 中川歯科医院 大阪市平野区
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患者さんの声

2011/11/17     K.T    女性   55才   岐阜県在住
上顎9歯欠損
下顎6歯欠損

 

上下のミラクルを作製してもらって2年4ヶ月。
1年4ヶ月ぶりに来院しました。
ミラクルを作ってもらってから、ずっと調子が良いです。
違和感が無くて、何でも食べられています。
ミラクルを入れてから、人生が変わりました。
ここに来る前はすごく落ち込んで、嫌な事も考えたりもあったけど、ミラクルを入れてもらってから、何でも食べられるし、すごく変わりましたね。
(すごく嬉しそうで笑顔いっぱい)

今日は自分自身の歯が少し欠けたので来院しました。
「ここまで来なくても近くで診てもらってもいいんですよ。遠いから、来るのが大変でしょう?」とスタッフが言うと、「しばらく来てないので、入れ歯の調子も診て貰いたかったから・・・・。  こういう機会がないと来られないので・・・」

 

この患者さんが、初診で来られた時、どのような悩みでこの様な暗い顔になるのか?
と考えさせられるぐらい、人生真っ暗闇!といった表情でした。
あの世への旅立ちをも考えている、とも仰っていたのは事実です。
噛めない、噛み合わせが定まらないと言った事で窮地に追い込まれた真っ暗闇の患者さんは、ミラクルを扱って以来、5〜6人おられたと記憶しています。
その中のお一人でした。
その1年後に検診でお出でになりました。
その表情は明るく、あの初診時の顔とは全く異なり、陽気で若返った張りのあるお顔で、私もスタッフ達もびっくりさせられました。
噛む事、喋る事、味わう事が如何に重要であるのか、人間が生きていくのに、どれだけ必要なことなのかと言ったことを、当たり前ではありますが、その度に思い知らされ、かかわっている一連の歯科処置に、自分自身、感動すら覚えます。
その悩める一人一人の心の底までを感じ入ることなど、日常に追われる人間社会では、専門家であっても、つい他人事として無視してしまうことも多々あると考えます。
が、その人の人生にとって最大の関心事であり、基本である事に再確認させられたことを、今でも記憶しています。
末期がんの患者さんで、抗がん剤、放射線治療よりも、最後にあれ、これを食べて味わいたいと言うことを1番に選択される方もおられると思います。
今日、お出でになり、その時と同様に明るく、人生がごろりと変わっていった思い出を再び語っておられました。
こうしたミラクルの正しさ、魅力などからして、さらなる普及、啓蒙に全力で立ち向かうことの意義をこの患者さんが
再度教えてくれました。

 
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