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義歯(入れ歯)相談室 中川歯科医院 大阪市平野区
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患者さんの声
2008/7/3  M.R  女性  58才  大阪府羽曳野市在住
上顎7歯欠損
下顎4歯欠損
 

入れ歯の調子があまり良くないから来たんです。
お友達のE.Yさんの紹介というか、E.Yさんが良いところがあるみたいだから一緒に行こうと言われたから来たんです。
私は全く知らないです。
ホームページも見たこともないんです。
とにかく良いみたいと言われたからE.Yさんについて来たんです。

 
 
 
 
 
 

2008/7/8
(前回は相談だけで終わりました。本日、仮の義歯の印象) 

2008/7/22
(仮の義歯装着)

約1月かけて前歯部のクラウンを新調など治療

2008/8/26
(ミラクルデンチャーの印象)

 
2008/9/9
(上顎 ミラクルデンチャー装着)
前の入れ歯と比べるときゅっと締まっている感じです。
つけていて、しんどくありません。
前の仮の義歯が少しゆるかったのかなぁ〜。
でもモノが詰まることはなかったです。
コンニャクとかも食べられていました。
ミラクルデンチャーを入れてみて、ホームページに書いていることは、その通りでしたね。
 
2008/9/30 
(前回 上顎ミラクルデンチャー装着)
ぴったり密着しているので、食べ物が入らず、外れないです。
痛いところもありません。
何でも食べられるけど、かたい生野菜(大根・人参)が噛めない!
普通に噛むと噛めない!
洗う時だけ外して、あとはずっと入れています。
喋るのは聞かれると変な感じがする。

(治療)
 
2008/11/18
(約一ヶ月半ぶりに来院)
調子良いですよ。
イカ・タコなども食べられるし、何でもOKです。
話もしやすいし、大きな欠伸をしても落ちてこない。
前から見てみてもカネの部分が見えないから、誰にもわからないみたいです。
 

2009/2/9
(今日は下の歯の不具合で来られました)

昨年セットした義歯は、左で噛んだら右が少し浮いていました。

(治療:ミラクルCを行う)

良くなりました。

2009/3/6
一番奥に、自分の抜けかけの歯があるので、あまり堅い物は食べないようにしています。
咬んだら痛いから、入れ歯は全く痛くないけど、食事の時はこわいから、なるべく堅い物は避けています。
24時間、ずっと歯磨きの時だけ外して、その時以外は入れています。
(次回は1〜2ヶ月先で)

 

2010/6/28   
ずっと調子が良かったので来なかったけど、やはり定期的に来たほうがいいのかな?
何でも食べられていたし 不自由は無かったんです。
今回ひっかけている金属が取れて来院しました。
来るきっかけが出来た感じでした。
前回(6月21日)、1年ぶりに来院、それをして貰ってすごくぴったりして、今までより、より良くなった気がしました。
ただ取り外しで外す方が難しくなって、それだけが悩みです。
入れるのは簡単なんですが・・・・
 ↓
(外し方を少々指導)
 ↓
簡単ですね。(笑)
来週から海外旅行で、これなら行くのが本当に楽しみになりました。

約1年の間に、上顎の左側6番の歯牙の脱離(自然脱落)がありました。
元々グラグラで、引っ張れば簡単に抜けてしまうような」状態でしたが、患者さんの強い要望で残していました。
つくづく思うのですが、ミラクルデンチャーが例え緩くなっても、24時間、ちゃんと装着さえしてもらえば、患者さん自身の歯牙が護られ、ほとんどの残存歯が緩まないと感じています。
例えば歯が抜けてしまって、義歯の安定性が無くなっているのに、よくまあ装着出来るなー! と思うような患者さんに出くわします。
そんな状態であっても、ミラクルデンチャーが入り、それなりに咬合が機能している場合、ミラクルデンチャーがちゃんと歯牙を護っている事実に驚かされます。
また人間というのは、本当に器用であると再認識させられます。
その外れかかったミラクルを上手く操作して、噛んでいるのですから・・・・

この約7年間で、ミラクルを装着した患者さんを分類すれば、多少の不具合は気にせず、放置するタイプ。
ただ、6ヶ月か1年に1回、何が何でも来院されて、義歯の具合を診てほしいと希望されるタイプ。
チョットの異変があれば、即来院されるタイプ。
など色々ありましたが、総括的に言えば、ミラクルを24時間入れている患者さんの残存する歯牙は、その義歯が壊れていても、装着されている限り、歯が護られていと何時も認識させられます。
つまり、私は常に述べていますが、就眠時には、義歯が必要であるということを証明していると考えます。
特に4〜5本しか残っていない患者さんで、歯肉を休ませるために、あるいは清潔を重んじるために、就寝時には外すと当たり前の如く、語られることが多々あります。
しかし、残る歯牙の動揺が大きくなり、さらには抜け落ちることになれば、やがて総義歯になってしまう。
1本でも歯牙が残っていて、ミラクルデンチャーを装着するのと、総義歯を装着するのを比較すれば、噛む、喋る、味わうなど、全てが天と地との差ぐらい異なるという事実を多くの患者さんから学びました。
1本の歯でも護りたい。このことは、その個人にとっては大きな問題です。
しかし、しかし、インプラントの治療を受けに行って来院された患者さんの話を聞くと、しっかりした歯牙であっても、その全ての歯を抜いてしまって、総義歯適応の状態にしてからインプラント治療を行うと提案された。
その費用、500〜600万円。これもよく耳にします。
その患者さんが30代とすれば、50年後には、そのインプラント治療によりどのような事態になっているのかを考えれば、恐ろしい。
インプラント治療での補償は10年と聞きます。 
40〜50年の補償をしてもらっても良いと私は考えますが、いかがでしょう?
50年後までに起こり得る事態で、色々なことが思い浮かんできます。
であるが故に、インプラント治療に入る前に、ミラクルデンチャーがあるではないかと、私は悩める患者、すべての人たちに知らせていきたいのです。

知らせる権利ではなく、義務であると思っています。
つづく
 
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