2009/10/30
3年半前に上下を作製。
1年半ぐらい調子が良かった。
少しガタつきだしたが、忙しく来られなかった
以来、安定剤を使っていた。
10日前に右上の2番目の歯が抜けてしまった。
ずっと寝る時も着けています。
下の入れ歯は調子よく、特に問題ありません。
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(上顎義歯の修理:人工歯の追加)
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(堅いおかきを食べてもらう)
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食べられます。
4本残存していた歯牙が3本となりました。
その3本は動揺しています。
元々4本の歯牙全てが揺れており、それでもミラクルデンチャーを装着すれば、その装置が来るところの歯牙がしっかりと固定される。
ですから寝るときには、装着しなければ総義歯に一直線となりかねないと、患者さんには指導してきました。
このミラクルを装着しますと、不快感がありませんので患者さんが寝るときには、そのまま着けて寝ることの意味を自ずと理解されているようです。
ですから、この患者さんの残存している歯牙が相当に揺れていましたが、夜中にミラクルを装着することで、つまり24時間装着することで、何とか現在まで揺れている残りの3本の歯牙が護られたということです。
ミラクルを発案した当初に、寝るときは外さなくてもいいですかと、患者さんからその質問が飛び出したことを思い出します。
歯ぐきを休ませる、口腔内を清潔に、などよりも総義歯にならないことの方に価値をおくべきであると考え、患者さんには徹底して、夜中には義歯を装着しておくようにと指導してきました。
今回、歯牙が1本脱落しましたが、人工歯を1本付け加え、あらゆるミラクルメソッドを駆使し、しっかりとゆるぎない義歯に補修しました。
1ヶ月程して、もう1度お出で頂き、再度の念押しの調整を行う予定です。
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