２５〜６才の時にスポーツをしていたこともあって、前歯が上下とも何本かが根元から折れその時に歯科医院へ行ってたのですが信頼できる先生に出会うことが出来ず、以来治療を断念して１５年位放置してしまいました。
その間に他の歯が駄目になって、この１年くらいは噛める歯が無く、　ほとんどを飲み込んでいました。

15年間、放置された口腔内の状況に、まずは噛めることだけを考え、処置計画を立てました。
また咬合（咬み合わせ）を採得するのに、相当に集中しました。
患者自身、この15年間の放置で、昔の咬み合わせの具合等を全く覚えていない。
こうした咬み合わせを求めるのに、早速ミラクルメソッドを使い、これしかないと断言できる状況にまでに何とか至りました。
咬み合わせを挙上すべく、私自身の指を使い、読みとった時、咬合採得に間違いが無いと確信！
義歯を作製するのに、とにかく、印象とバイト（咬み合わせ）さえ採得出来れば、何とでもなる。
ミラクルを装着して、噛めることが実現さえすれば、その後ゆっくりと確実に、患者も診療側も治療を遂行する事が出来る。
全ての治療を終えてから義歯を作ると言う考え方もあるが、患者はその間、噛む事も出来ないし、咬合が定まらなければ、24時間精神的にも落ち着く事が出来得ない。
更に、歯牙の治療だけに専念すれば、救われた歯牙さえもその治療の期間に喪失してしまう事もある。
ミラクルは他の義歯と異なり、歯牙そのものを保護する能力を有している。
動いている歯牙があれば、固定してしまう。
早期に入れる事で、残存する歯牙を保護する事を思えば、何が何でも早期にミラクルを装着する事が、全てである事をミラクルの本質と考えています。

2014/10/16
咬み合わせの確認を行った。
寸分違わぬ結果を確認した。
即、ミラクルデンチャーの作製依頼をミラクルラボ担当テクニシャンに依頼した。

2014/10/23
上下顎のミラクルデンチャーを装着。
ミラクルフィット�Vを作製しました。
今後の起こり得る修理の簡便さを重要項目と考え、熱可塑性樹脂ではなく、金属装置とアクリル樹脂を使いました。

2014/10/24
特に違和感も不快感も何もありません。
食事も普通に出来、ちゃんと噛めました。
ちゃんと噛めたのは何年、何十年ぶりでした。
何と言っても一番驚いたのは、昨日、堅いオカキを貰って口にしたら、噛めて食べられたこと！！です。
普段は食べられないので口にせず、噛めたことがびっくりだったし、食べ物が中に入ってこないのもびっくりしました。
話もし易くなったし、痛い所もありません。
もう総入れ歯になるかと思っていたので良かったです。
３年位前にミラクルデンチャーのことは知っていたのですが、どうしても来られなくて、本当にもっと早く来たら良かったです。
有り難うございました。