４〜５年前に一度歯医者さんへ行き、その時に歯がグラグラしていたので、抜いて入れ歯を作ると言われたけど、ずっとそのままにしていました。
この４〜５年で次々と歯が抜けて、今では上は３本で、それも動いている状態です。
この４〜５年の間、鬱病になり、外出がダメで治療どころではありませんでした。
最近になって元気になり、きちんと治療して入れ歯を作ってもらおうと思い、インターネットで探していたら中川歯科医院をみつけ、電話して来院になりました。
今初めて、仮の入れ歯を作ってもらって、少し違和感があり、痛くはないけど、ちょっと、えずく所があるかなぁー。
少し喋りにくいです。
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（治療、調整）
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さっきのえずきそうなのは、治してもらって楽になりました。
喋りにくかったのも、良くなった。
これで大丈夫と思います。

2009/8/18
この前、上の入れ歯を入れてもらいました。
食事はうまく噛めました。
前が使えるようになったので噛みやすくなった。
違和感については、初めはえずいていたけど、今は慣れました。
今日、下の仮の入れ歯も入りました。
今まで、奥が噛めなかった。
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（堅いおかきを食べてもらう）
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食べられます。
これなら24時間入れてられます。

パッと診ただけでは、難解な症例です。
しかし、残存させる歯牙と抜去すべき歯牙とを分別出来れば、その判断に従ってミラクルメソッドを駆使すれば、簡単に患者さんの早期の咬合回復は容易となります。
如何に難しいと思われても、診療側の時間と体力、気力、それと患者さんの協力、最後に多くの経験により習得したノーハウを用いて、正しい順番とその過程にミスが無ければ、仮の義歯であっても80〜90点の義歯になり得ます。
もちろん、そんな仮の義歯であっても、患者さんは噛めて、喋れて、味わえて、動いている歯牙でさえも固定され、つまり歯牙が護られて、24時間、気持ち良く装着しておくことが出来る。
ミラクルデンチャーの世界では、まったく不思議なことではなく、当たり前のことになっています。
しかし、そこに至るまでには、多くの失敗も経験しなければ、到達できないのも事実です。
そのために、時々講習会を開き、できる限り伝達しやすい方法を考えながら、ミラクルの会員には、失敗を少なく出来るように伝授していますし、今後も続けていきます。
問題は、患者さんの歯牙が少なくなっていて、寝る時には何の防御もなく（義歯の装着もなく）無意識の世界で歯ぎしりや、噛みしめ等が行われれば、歯牙の動揺が生じ、やがてはぐらぐらになって歯牙の喪失に至ります。
患者さんにとって、こんな不幸なことはありません。
就眠時には、義歯の装着が必要です。
ミラクルデンチャーを装着した患者さんには、1日1回だけ外して、毎日22時に超音波洗浄機で洗って、すぐに口腔内に戻してもらうように指導してきました。
ミラクルでは24時間、気持ちよく装着出来て、ぐらぐらの歯牙であっても患者さんに安心を提供出来る、これが大きな特徴の１つです。

2009/9/3
仮の義歯を入れて2週間です。
上がだんだん緩くなってきて、下は左側が痛かったので1週間ぐらい外していました。
食事しにくかった。
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（治療）
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（せんべいを食べてもらう）
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上はしっかりして良くなりましたが、まだ下が痛いです。
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（治療）
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（再びせんべいを食べてもらう）
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痛みはなくなりました。

（本日、ミラクルデンチャーの印象を採り、次回装着予定です）

今日は痛みがありましたので、ミラクルメソッドを駆使して調整しました。
ミクロンの世界での闘いであります。
たった一削りで、義歯のリジッドさを失ってしまうこともあります。
常に術者は患者さんの訴えを、それこそ耳を澄まして聴き、枝葉と幹を分離しながら対処すべきであると私は考えています。
あまり患者さんの言う通りに奔走してしまいますと幹の部分を見失い、患者さんにはいい結果をもたらす事が出来ないという結果になってしまうこともあります。
ですから、常に頭の中で訴えを整理しながら、その闘いに挑んでいく。
全てが結果ですので、結果を求めていくそのやりがいは大きいと思っています。
全国のミラクルの会員には、そのような挑み方を勉強会やメールで出来るだけ伝達するようにしています。